大鵬の孫、納谷が無傷5連勝

スポーツ報知
きめ出し飛騨野(右)を破り5連勝の納谷

◆大相撲 夏場所9日目(21日、東京・両国国技館)

 昭和の大横綱・大鵬(故人)の孫、東序二段11枚目・納谷(18)=大嶽=が、きめ出しで西三段目99枚目・飛騨野(27)=荒汐=に勝ち、無傷の5連勝。序ノ口デビューからの連勝は「12」に伸びた。

 立ち合いで右上手を取ったが、逆に脇元が甘くなりもろ差しを許した。それでも、相手の両腕を抱え込み、力で土俵際まで押し込んでの白星。三段目での取組ではあったものの、「突いて出ようと思ったけど、差されてしまった。きょうも全然、ダメでした。変な相撲で勝っても意味がない。自分の取り口で勝たないといけない」と反省の言葉ばかりを並べた。

 元横綱・朝青龍のおい、西同42枚目・豊昇龍(18)=立浪=も、下手投げで東同30枚目・光宗(18)=阿武松=を下して5連勝。22日が誕生日で18歳最後の取組を白星で飾り、「相手が小さかったので、思い切りやろうと思った。(内容も)良かったんじゃないですか。うれしいです」と話していた。

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