矢後が十両勝ち越し一番乗り

スポーツ報知

 大相撲の夏場所9日目が21日、東京・両国国技館で行われ、東十両12枚目・矢後(23)=尾車=が、寄り切りで西同7枚目・志摩ノ海(28)=木瀬=を下し8勝1敗。十両勝ち越し一番乗りで再び優勝争いの単独トップに立った。

 立ち合いから強烈な右のど輪で相手の上体を起こすと、そのまま力強く押し込んだ。過去の十両3場所はいずれも7勝8敗。自身初の勝ち越しでもあり、「やっぱり、うれしいですね。よく手も出ていましたし。力も入った。勝ち越したことで(過度な)緊張もなくなるかもしれない。一日一番の気持ちで将来のことは考えず、頑張ります」と気合を入れ直していた。

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