豪栄道、休場で63年ぶり大関不在…左足関節離断性骨軟骨炎

スポーツ報知
20日の一番で大栄翔に敗れた豪栄道(左)

◆大相撲 夏場所9日目○逸ノ城(不戦勝)豪栄道●(21日・両国国技館)

 関脇・栃ノ心が大関昇進に王手をかけた。前頭3枚目・大栄翔を寄り切りで下して初日から9連勝。力強い相撲内容に八角理事長(元横綱・北勝海)も高評価を与えた。昇進目安となる3場所合計33勝に到達したが2場所前が平幕のため、2ケタ白星で昇進に説得力を持たせる。前頭11枚目・千代の国、横綱・鶴竜と共に1敗を守った横綱・白鵬は10日目に再出場する小結・遠藤と対戦。大関・豪栄道の休場で63年ぶりに場所中に大関が不在となった。

 豪栄道が夏場所9日目の21日、日本相撲協会に「左足関節離断性骨軟骨炎で約4週間の加療を要する見込み」との診断書を提出して休場した。昨年春場所以来7回目で、名古屋場所(7月8日初日)は7回目のカド番となる。1955年春場所10日目に三根山が休場して以来、63年ぶりに場所中の大関不在(大関空位などを除く)という異例の事態。師匠の境川親方(元小結・両国)は「(足首は)慢性的なもの。足に力が入らないのは場所前から分かっていた。途中出場はない」と話した。

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