再出場の遠藤、結びの一番で白鵬に敗れる

スポーツ報知
白鵬(右)が遠藤を送り出す(カメラ・森田 俊弥)

◆大相撲 夏場所10日目(22日・両国国技館)

 7日目から右上腕負傷で休場していた新小結・遠藤(27)=追手風=が、22日の10日目から再出場し、結びで横綱・白鵬(33)=宮城野=に送り出された。遠藤は3勝5敗2休。

 立ち合い胸から体を合わせ引いた遠藤は、土俵を回り左から攻めるも、白鵬に送り出され5敗目を喫した。白鵬は1敗をキープし、全勝の東関脇・栃ノ心(30)=春日野=を追う。

 新三役の今場所は6日目まで3勝3敗と健闘していた遠藤。6日目の小結・御嶽海(25)=出羽海=との取組で右腕を負傷し、病院での精密検査では「右上腕二頭筋遠位部断裂、約3週間の加療を要する」と診断され、7日目から休場した。腕の筋肉が断裂している状態で痛みもあるというが、手術を回避し21日朝に再出場を決断した。

 11日目は、白鵬が西前頭4枚目・正代(26)=時津風=、遠藤は東前頭筆頭・玉鷲(33)=片男波=と対戦する。

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