幕下はモンゴル出身・霧馬山が7戦全勝でV

スポーツ報知
海士錦(右)を破り序ノ口優勝を決めた周志(カメラ・能登谷 博明)

◆大相撲 夏場所13日目(25日・両国国技館)

 大相撲夏場所13日目が25日、東京・両国国技館で行われた。幕下は6戦全勝同士の対決で、モンゴル出身の西同35枚目・霧馬山(22)=陸奥=が、突き出しで東同57枚目・朝鬼神(25)=高砂=を下して優勝を決めた。

 立ち合いから激しい突き押しで主導権を握った。場所中の朝稽古で右肘を負傷した影響で、得意の四つ相撲ではなかったが大きな白星をつかんだ。「集中して相撲が取れました。うれしいです」と笑顔をのぞかせた。

 2015年春場所が初土俵。来日してからモンゴルには帰っていない。「(帰国は)十両に上がったら。それを考えると緊張しちゃうけど頑張ります」と、さらなる躍進を誓っていた。

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