十両・矢後、10日目から4連敗「しょうがないと思います」

スポーツ報知

◆大相撲 夏場所13日目(25日、東京・両国国技館)

 東十両12枚目・矢後(23)=尾車=が東3枚目・旭秀鵬(友綱)にはたき込みで敗れて8勝5敗となってしまった。立ち合いから突っ張って前に攻めたが、土俵際ではたき込みを食ってしまった。

 「しょうがないと思います。勝ち越してはいますが、その日、その日しか考えていません。悪い相撲ではないですけど」と振り返った。8勝1敗で迎えた10日目から4連敗と苦しい戦いになっているが、師匠の尾車親方(元大関・琴風)は高い評価を与えた。

 「先場所までは攻めが遅かった。止まったところを攻められて負けていた。あのまま攻めていればというシーンが何度もあった。でも今場所は早く攻めようという意識がある。徳勝龍との一番も前に出て負けた。あの負けを怖がっていたら、前に出れなくなってしまう」。あと2日、少しでも白星を積み重ねたい。

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