矢後、5連敗「あと一番なので、思い切って行きます」
スポーツ報知
◆大相撲 夏場所14日目(26日・両国国技館)
大相撲の夏場所14日が東京・両国国技館で行われ、東十両12枚目・矢後(23)=尾車=が西5枚目・明瀬山(32)=木瀬=にはたき込まれて8勝6敗となった。
立ち合いから突っ張って明瀬山を土俵際まで追い詰めたが、体の柔らかい明瀬山に引かれて、土俵の上に胸から落ちてしまった。「前に出ようと思っていました。決して悪い相撲ではなかったと思います。最後は土俵際の足の運びだけですね」。
9日目に8勝1敗となったが、その後は5連敗。それでも師匠の尾車親方(元大関・琴風)は「前に出ている」と話していた。「あと一番なので、思い切って行きます」と気持ちを奮い立たせていた。
なお、十両の優勝争いは阿武咲(阿武松)、琴恵光(佐渡ヶ嶽)、剣翔(追手風)が3敗で並んでいる。