旭大星、悔し10勝お預け…千秋楽に決めて三賞だ

スポーツ報知
旭大星(右)は石浦に寄り切りで敗れ、新入幕場所での2桁勝利は持ち越しとなった

◆大相撲 夏場所14日目(26日・両国国技館)

 旭川市出身の西前頭15枚目・旭大星(28)=友綱=は、東前頭13枚目の石浦(28)=宮城野=に寄り切りで敗れ9勝5敗となった。芽室町出身の東十両12枚目・矢後(23)=尾車=は西十両5枚目の明瀬山(32)=木瀬=に突き落としで負け5連敗、8勝6敗となった。

 これが10勝の壁か。頭を下げて懐に飛び込んでくる石浦に右を差された旭大星は、見せ場なく寄り切られた。「相手が引いてくると思って警戒したけど、中に入られてしまった」と悔しさをにじませた。

 千秋楽に持ち越しとなった10勝目。最後の一番が持つ意味は十分に分かっている。この1年で新入幕2桁白星の4力士(阿武咲、朝乃山、阿炎、竜電)は、いずれも三賞を受賞しているのだ。「師匠(友綱親方)から『10番勝って三賞もらってこい』って言われているので。千秋楽も伸び伸びやりたい。あと一つ頑張ります」。今場所は連敗なし。でっかい星で締めくくる。

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