栃ノ心の大関昇進を諮る臨時理事会招集を要請 昇進が事実上決定

スポーツ報知
関脇・栃ノ心

◆大相撲 夏場所千秋楽(27日・両国国技館)

 日本相撲協会の阿武松(おうのまつ)審判部長は夏場所千秋楽の27日、関脇・栃ノ心(春日野)の大関昇進を諮る臨時理事会(30日)の招集を八角理事長(元横綱・北勝海)に要請したことを明かした。

 「正午に審判部で話し合って、満場一致で理事長にお願いにいってまいりました。相撲の安定感も大関に値すると強く思いました」と同部長。高田川審判副部長(元関脇・安芸乃島)が理事長の元に出向き、了承されたという。

 阿武松部長は大関に推薦した理由として12日目に横綱・白鵬(宮城野)を倒した一番が大きかったと説明。「この何場所の安定感も十分ある。四つ身(右四つ)で白鵬を倒せる力士はいないのではないか。上を目指す大関になってほしい」と大関にとどまらず、番付最高位を目指す存在になってほしいとも期待した。

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