初殊勲賞の松鳳山、同期・栃ノ心と「来場所もいい相撲を取りたい」

スポーツ報知
松鳳山(右)は宝富士を寄り倒しで下し勝ち越しを決める

◆大相撲 夏場所千秋楽(27日、東京・両国国技館)

 東前頭2枚目・松鳳山(34)=二所ノ関=が、西前頭6枚目・宝富士(31)=伊勢ケ浜=を寄り倒し、今年初場所以来の勝ち越しを決めた。

 初の殊勲賞は、横綱・鶴竜が白星をあげた場合と条件が付いていたが、鶴竜が本場所で2場所連続5回目の優勝を決めたため、手中に収めた。

 三賞インタビューに呼ばれた松鳳山は「自分の相撲を取りきることに必死でした。自分の取組が終わってから後は結果待ちだったので。待っている間は吐きそうでした」と苦笑いを見せた。「受賞が決まった瞬間は付け人と握手しました」と喜びを明かし、来場所で三役復帰の可能性があることについては「番付発表を待って、またしっかり稽古して頑張りたいです」と話した。

 また、同期の栃ノ心が大関昇進確実になっていることには「来場所も対戦があると思うので、いい相撲を取りたい」と希望した。

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