2場所連続5回目Vの鶴竜「応援、信頼、期待をしてくれた人々を喜ばせようと頑張った」
スポーツ報知
◆大相撲 夏場所千秋楽(27日、東京・両国国技館)
東横綱・鶴竜(32)=井筒=が、千秋楽で西横綱・白鵬(33)=宮城野=との横綱対決を制し14勝1敗で、2場所連続5回目の賜杯を手にした。
4日目、東前頭2枚目・松鳳山(34)=二所ノ関=に今場所初黒星を喫したが、それからは白星を積み重ね14日目に栃ノ心との1敗対決を制した。単独トップに立った千秋楽に白鵬に勝利した。 土俵下での優勝インタビューで鶴竜は笑顔で連覇を振り返った。
-初連覇
鶴竜「横綱に上がってからずっと目標にしていたので良かった」
-振り返って
「去年はつらい時期で、その中でたくさんの人が応援、信頼、期待をしてくれた。もう一度、そういった人々を喜ばせようと頑張ってきました」
-これまでの優勝した後の場所とは気持ちが違ったか
「成長したところは強い気持ちを持てたところ」
-気持ちの変化は
「優勝争いは初めてじゃないし、いつも通り自分の相撲に集中していこうというのがよかった」
-終盤の1敗は?
「過去に、気持ちがぶれてつらい思いをしたという経験があったので大丈夫だった」
-どうしてできた
「生まれ変わる、進化したい、土俵に戻ってきたという気持ちでやってきた」
-国技館での優勝は3年前の秋場所以来
「これ以上なく最高」
-次の場所へ
「またあらなチャレンジのため精いっぱい努力していきたい。15日間ありがとうございました」