栃ノ心、大関に昇進しても「やることは変わらない」…“最後の”三賞受賞インタビュー 

スポーツ報知
13勝2敗で敢闘・技能のダブル受賞の栃ノ心はファンとタッチしながら花道を引き揚げる

◆大相撲 夏場所千秋楽(27日、東京・両国国技館)

 トップを走る横綱・鶴竜を1差で追っていた東関脇・栃ノ心(30)=春日野=が、西前頭5枚目・勢(31)=伊勢ノ海=を寄り切りで下し13勝2敗としたが、直後の結びの一番で鶴竜が白鵬に勝利し14勝1敗としたため、2度目の賜杯はなくなった。

 惜しくも優勝を逃した栃ノ心だったが、敢闘賞と技能賞をダブル受賞し、晴れ晴れとした表情で三賞受賞インタビューを受けた。

 -三賞を2つ同時受賞した

 栃ノ心「うれしいし、良かった」

 -場所前から、大事な場所と位置づけていた

 「大関になるというお話がありましたから、しっかりがんばりました」

 -優勝も狙えたが

 「12連勝したときに優勝できるのかなと思ったけど、残念ですけど出来ませんでした」

 -痛めた右手首はどのような状態だった

 「大丈夫です。大したことないです」

 -今までの場所とは違ったか

 「まったくそういうのはなかった。1日一番を集中して取りました」

 -相撲協会が「大関・栃ノ心」誕生に動き出した。どんな大関になって行きたいか

 「番付が変わるだけなので、やることは一緒。稽古に精進して、しっかりやりたい。頑張ります」

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