新大関確実の栃ノ心、伝達式口上はシンプルに

スポーツ報知
部屋の前でガッツポーズする栃ノ心

 大相撲夏場所で13勝を挙げて直近3場所37勝とし、大関昇進が事実上決まっている関脇・栃ノ心(春日野)が28日、都内の春日野部屋で一夜明け会見を行った。

 新大関誕生は30日の臨時理事会で昇進が諮られ、続いて伝達式に臨む流れとなっている。注目の口上については「まだ考えていない。親方と相談しないと」とし、同席した師匠・春日野親方(元関脇・栃乃和歌)は「彼らしい口上にしたい。彼が積み重ねてきたもの、信条をシンプルに言ってもらえたら」と話した。

 春日野部屋からの大関誕生は栃光、栃ノ海が同時昇進して以来、56年ぶり。新入幕から所要60場所は2代目・増位山と並び史上最も遅い昇進で、欧州出身の大関は琴欧洲(ブルガリア)、把瑠都(エストニア)に続いて3人目となる。

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