白鵬が再来日 羽生結弦の国民栄誉賞決定ニュースに「おお、良かったね」

スポーツ報知
モンゴルから再来日した白鵬

 母国・モンゴルに帰国していた大相撲の横綱・白鵬(33)=宮城野=が2日、成田着の航空機で再来日した。4月9日に亡くなった父・ムンフバトさん(享年76)の四十九日が夏場所千秋楽の5月27日。葬儀の後から喪に服していた母・タミルさんを「母がどこも出られない状態でしたからね」と労(ねぎら)ったことを明かした。

 6月1日はモンゴルでは「母と子供の日」。社会貢献活動で訪れたのが自身が生まれた病院だったそうで、「33年ぶりにいきました」としみじみ。ムンフバトさんの後輩とも再会し、「やることをやらないといけない。悲しんだりすると自分もダメになるし(天国に)旅立つ人もいいとは思わないよ」と助言されたという。

 日本を離れている間のニュースを報道陣に逆取材。男子フィギュアスケートで五輪連覇を達成した羽生結弦に国民栄誉賞の授与が決まったことを聞き、「おお、良かったね」と喜んだ。

 また5月30日に正式に大関昇進を果たした栃ノ心(春日野)が伝達式で「親方の教えを守り」と口上を述べたことを聞くと、「(内容が)新しいね」とうなずき、「これで頑張れるというかね。火がつきます。今までもそうだったしね」と毎場所優勝を争う新たなライバルの登場を歓迎していた。

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