日大、個人戦V3逃し団体戦は3位 総監督の田中理事長は姿見せず

スポーツ報知
田中英寿・日大理事長

 相撲の東日本学生選手権は10日、東京・両国国技館で行われ、東洋大勢対決となった個人戦決勝は、白石雅仁(4年)が城山聖羅(3年)を突き落とし、初優勝した。東洋大からの覇者は2014年の大道久司(現小結・御嶽海)以来4年ぶり。団体戦は東洋大が決勝で拓大を4―1で下し、2年連続2度目の優勝を果たした。3位は日大と日体大だった。

 アメフト部の悪質な反則問題に揺れる日大は、1984年から16連覇を記録したこともある団体戦では準決勝で東洋大に敗戦。昨年まで2年連続で優勝者を出した個人戦は、準々決勝に加藤翔太(3年)が進んだのが最高だった。加藤は騒動による影響を「全く気にしていない。必死に相撲を磨いてレベルアップするだけ」と否定。一連の反則問題に端を発し、日大理事長として説明責任を求められている田中英寿総監督は会場に姿を現さなかった。

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