高安、稀勢の里と三番稽古再開 左上腕三角筋部分断裂は「九分九厘治りました」

スポーツ報知
高安は稀勢の里と顔をそろえて調整

 大相撲夏場所を左上腕三角筋部分断裂で全休した大関・高安(28)=田子ノ浦=が15日、徳島市の徳島文理大で始まった合宿で三番稽古を再開した。「休場した夏場所前に相撲をとって以来の稽古。少し体が重いかな」。兄弟子の横綱・稀勢の里を相手に2勝9敗の結果も、上手投げで横綱を土俵下に投げ飛ばすなど力強さも見せた。

 夏場所前は左上腕の痛みから稽古を途中で切り上げるシーンが何度かあったが、「九分九厘、治りました。夏場所中も(治療や稽古に)取り組んだので思ったより回復が早かった」。7場所連続休場中の稀勢の里との胸を合わせるのも1か月ぶりで、「腰がすごく重い。骨身にしみるいい稽古だった」と2人そろっての復活を見据えていた。

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