栃ノ心、栃煌山と9勝9敗、西野ジャパンの勝負運にあやかる

スポーツ報知
激励に訪れたコカ・コーラボトラーズジャパンの関敬介・中部日本営業本部長と缶コーヒー「ジョージア」で乾杯する栃ノ心

 ジョージア出身初の新大関・栃ノ心(30)=春日野=は29日、名古屋場所(7月8日初日・ドルフィンズアリーナ)に向け、愛知・春日井市内の部屋宿舎で朝稽古。同部屋の幕内・栃煌山と18番相撲を取って9勝9敗だった。

 痛めている右手首にテーピングを巻きながらも、得意の右四つから力強く寄り切る場面が目を引いた。「まだ立ち合いでうまく当たれていないが、(稽古を本格的に再開した)27日よりは良くなっている。何回かはいい立ち合いがあったけど、強い相手(栃煌山)ですからね。少しずつだよ」と前向きだった。

 三番稽古中には師匠・春日野親方(元関脇・栃乃和歌)と話し込む場面もあり、「右腕の使い方だったり、もっと膝を曲げていくようにとアドバイスされた」と明かした。

 朝稽古後は、本場所指定懸賞の縁でコカ・コーラボトラーズジャパンから大好物の缶コーヒー「ジョージア」750本が差し入れられた。5月の夏場所後に続く激励に笑顔で応え、サッカーW杯ロシア大会の日本代表戦を視察してきたという関敬介・中部日本営業本部長と、缶コーヒーで乾杯。「ありがたいですね。頑張ります。日本も良かったね」と西野ジャパンの勝負運も注入され、1月の初場所以来、自身2度目の賜杯を見据えた。

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