御嶽海、凱旋夏巡業に異例懸賞30本 美人母マルガリータさんも来場「みなさん感謝します」

スポーツ報知
御嶽海(右)は母マルガリータさんと一緒に記念撮影(左は白鵬)

 大相撲名古屋場所で初優勝した関脇・御嶽海(25)=出羽海=が5日、地元・長野市での夏巡業で凱旋した。約6000人が集まり会場は満員。取組には巡業では異例の懸賞30本がかかった。「(長野での)今までの巡業の中で一番盛り上がりを感じた」と1909年の優勝制度制定後では県勢初Vの余韻を実感。ただ「優勝おめでとう」の声には「うれしいけど大勢に言われると恥ずかしい」と少し戸惑った。

 秋場所(9月9日初日・両国国技館)は大関昇進に挑む。この日から朝稽古で申し合いに参加し5勝3敗。「時期は早いけど地元だから。まだ動きに硬さがある。体重も増えたので落とす」。立ち合い後も攻め続ける“二の矢”の重要性を忘れず「動いて動いて前に出て勝ちたい」とぶつかり稽古も積極的にこなした。

 美人母として注目されたフィリピン出身のマルガリータさん(48)も来場し、横綱・白鵬(宮城野)とも写真撮影。「たくさんの応援。みなさん感謝します」と愛息への声援に感慨深げだった。

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