栃ノ心が小学生と豆つかみ

スポーツ報知
豆つかみゲーム大会にゲストとして参加した大関・栃ノ心

 右足親指を負傷し先場所を休場した大関・栃ノ心=春日野=が31日、フジッコ株式会社主催の第11回小学校対抗豆つかみゲーム「まめっ子くん」大会(東京・丸の内)にゲストとして参加した。集まった小学生を前に「スポーツ選手にとっても、豆はいい食べ物。みんな食べた方がいいです」と笑顔で語った。

 今大会には、都内から8校の小学校、児童24人が参加。箸で大豆をつかみ、1分間で別のおわんに移動させる数を競った。大会終了後には、エキシビジョンマッチとして大会上位3校の代表と大関が対戦。ゲストとして歴代2位となる32粒を記録した。「相撲部屋では箸しか使わない。フォークやスプーンよりも箸を使ってます」と器用な箸使いで会場を沸かせた。

 イベント後、取材に応じた栃ノ心は「ケガをしてから2か月間体を動かしてなかった。13日から少しずつ体を動かし初めて、まだ少し痛みはある。前の場所は残念でしたけど、今場所は粘り強い相撲をとってがんばりたいです」。初のカド番としての今場所に向けて、抱負を語った。取材後には小学生がサインを求め列を作り、1人1人に丁寧に対応。終始笑顔を見せ、会場を後にした。

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