二所ノ関親方、1年ぶりに連合稽古に姿を見せる

スポーツ報知
稽古を見守る二所ノ関親方と女将さんのみづえ夫人

 昨年10月に千葉・船橋市内の路上で倒れ、頭部を手術した二所ノ関親方(元大関・若嶋津)が3日、昨年秋場所前以来1年ぶりに

所属する二所ノ関一門の連合稽古に姿を見せ、力士たちの稽古を見守った。「元気にしているよ」と回復は順調そうだった。

 この日は自らの部屋での稽古で、おかみさんのみづえ夫人に付き添われて、上がり座敷のいすに座り「前に出ろ。出るんだ」など厳しい口調で指導する一方で、若手力士に「ちょっと太ったか」と声を掛ける場面もあった。

 二所ノ関親方は倒れた直後は集中治療室に入り、その後に意識が回復した。相撲協会の理事を務めていたが、2月の理事選を辞退した。現在は協会の役員待遇として夏場所以降は本場所に姿を見せている。

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