元横綱の輪島大士さんが死去…プロレスラーとしても活躍

スポーツ報知
輪島大士さん

 大相撲の元横綱でプロレスラーとしても活躍した輪島大士(本名・輪島博)さんが死去したことが9日、分かった。70歳だった。

 輪島さんは日大で学生横綱となり、花籠部屋に入門。幕下付け出しで初土俵を踏み、1973年夏場所後に第54代横綱に昇進した。学生出身としては初の横綱。幕内優勝14回で、横綱・北の湖とともに輪湖時代を築いた。

 81年春場所限りで引退した後は年寄・花籠を襲名したが、私生活のトラブルで相撲協会を退職し、ジャイアント馬場の全日本プロレスに入門。プロレスラーとしても活躍した。その後、アメリカンフットボールの監督も務めた。13年に咽頭がんの手術を受け、声を失っていた。

スポーツ

×