年間最多勝狙う栃ノ心、缶コーヒー「ジョージア」差し入れに笑顔

スポーツ報知
コカ・コーラ ボトラーズジャパンの本坊俊一郎執行役員西日本営業本部長 (右)から缶コーヒー「ジョージア」を差し入れられて笑顔を見せた栃ノ心

 大相撲の大関・栃ノ心(31)=春日野=が6日、部屋宿舎を構える福岡市内で申し合い稽古を行った。部屋所属の幕内・栃煌山、碧山だけでなく、出稽古に訪れた小結・魁聖(友綱)、幕内・宝富士(伊勢ケ浜)らと18番取って6連勝を含め10勝8敗だった。

 現在51勝で横綱・鶴竜と年間最多勝争いのトップを走る。目の前に迫った九州場所(11日初日・福岡国際センター)に向け、「必死になってやっている。1年の最後の場所ですからいい思いをして締めたいね」と言葉に力を込めた。

 稽古後には、母国・ジョージアと同じ読み方という縁で本場所の懸賞にもなっている缶コーヒー「ジョージア」15ケース(30本入り)が「コカ・コーラ ボトラーズジャパン」から届けられた。同社の本坊俊一郎執行役員西日本営業本部長と乾杯し、エメラルドマウンテンブレンド1缶を一気に飲み干した栃ノ心は「このコーヒーはおいしいよね。ジョージアだけを飲んでいる」と上機嫌だった。

 大関の気合に同部屋の関取衆も発奮。碧山は19番取って13勝6敗で「部屋の雰囲気がいいから(稽古の)力は抜けないよね」と好仕上がりぶりをアピールした。

 見守った師匠・春日野親方(元関脇・栃乃和歌)は「碧山はよく前に出ていた。5~6人の関取衆で稽古するのが、内容としてもちょうどいい。稽古全体が盛り上がる」と初日に向け手応えを感じ取っていた。

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