大相撲春巡業「羽田国際場所」開催決定 元北勝力の谷川親方「地元での開催は嬉しい」…来年4月17日、大田区総合体育館

スポーツ報知
握手する平沢氏(左)と谷川親方

 大相撲の春巡業「羽田国際場所」が来年4月17日に東京・大田区総合体育館で開催することが19日、決まった。

 この日、大田区内で実行委員長で大田区商店街連合会会長の平沢久男氏と担当する日本相撲協会巡業部の谷川親方(元関脇・北勝力)が会見し発表した。平沢氏は「日本の伝統文化の大相撲を地域の活性化のためにも身近に見ていただきたい。自分たちの国がどうだった、体力増進にはどういうことをやっているのかを身近で味わってほしい」と話した。

 谷川親方は「羽田国際場所」の魅力を「巡業は、本場所と違って力士が近くを歩いて触れる距離にいます。握手会もあり、力士の手を握っていただいて堅さとかデカさを感じていただければと思っています。また、太鼓、しょっきりまで巡業ならではのイベントもありますので、どうか朝8時から夕方まで大相撲の魅力を堪能していただきたいと思っています」とPRしていた。

 谷川親方は、大田区の東六郷で15歳まで育ち、南六郷中学卒業し八角部屋に入門し関脇まで昇進した。自らが育った大田区での巡業に「中2でスカウトされ15歳で入門したんですが、できれば、自分が現役で来られたら良かったと思っていますが、今回、自分の地元で巡業ができるのはうれしく思いますし、光栄なことだと思います」と明かしていた。

 当日は会場で相撲グッズの販売や大田区の物産ブースなどが出店し、土俵以外でも楽しむことができる。大田区総合体育館では今年10月の秋巡業でも開催したが谷川親方は「半年たちますから、10月とは力士の顔ぶれも変わりますし、同じ力士でもさらに鍛え上げらて、体つきもまったく変わっています。そんな力士の成長した姿を見てほしいですね」と話した。

 チケットは、1月6日午後1時半から大田区民ホールアプリコで先行発売、同12日が一般発売で「体育館は4500人が入りますが、早めにチケットをお買い上げいただいたらうれしく思います」と満員御礼を期待していた。

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