昨年の“中学横綱”吉井虹、新弟子検査で体格基準通過「5年以内に絶対関取」

スポーツ報知
新弟子検査で身長を測定する中川部屋の吉井

 大相撲春場所の新弟子検査が2日、大阪市で行われた。昨年の“中学横綱”で静岡・焼津港中の吉井虹(こう、15)=中川=は177センチ、150キロで体格基準を通過。小4から本格的に相撲を始め、周囲からは高校進学を勧められたこともあったが「プロで3年間、体を作る方が有利」と自ら決断した。

 最終的な合格者は内臓検査を待って初日に発表されるが、はやる気持ちを抑えきれなかった。昨夏に体調を崩した母・まゆみさんが1週間前に手術を受けて1日に退院したばかり。「プロ入りする実感が湧いてきた。5年以内に絶対に関取になって、地元の人、お父さん、お母さんに恩返ししたい」と言葉に力を込めた。

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