審判部が貴景勝を大関に推挙、27日の理事会で正式決定

スポーツ報知
栃ノ心(左)を破った貴景勝

◆大相撲春場所千秋楽(24日・エディオンアリーナ大阪)

 日本相撲協会・審判部の阿武松部長(元関脇・阿武松)は春場所千秋楽の24日、東関脇・貴景勝(22)=千賀ノ浦=を大関に推挙することを審判部の満場一致で決定したことを明らかにした。これを受け八角理事長(元横綱・北勝海)は27日に昇進を審議する理事会を招集する。

 千秋楽で大関・栃ノ心(春日野)との“入れ替え戦”を制した貴景勝に関し、阿武松部長は「内容は申し分ない。重圧のかかる中で一方的に持っていった。力は十分にあると思います。私の記憶の中でこれだけ押し相撲で安定した白星を飾る力士は知らない」と絶賛。また同部長は千秋楽の審判部の会議で栃ノ心に負けて9勝止まりだった場合には「昇進は厳しい」という判断だったと明かした。

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