【ジャンプ】沙羅41勝!またまた更新10連勝、男子歴代2位ニッカネンへあと5

2016年2月8日6時0分  スポーツ報知
  • W杯10連勝、今季11勝目を挙げて笑顔の高梨沙羅(中央、ロイター)
  • W杯10連勝を達成した高梨沙羅のジャンプ(ロイター)

 ◆W杯スキー ▽ジャンプ女子個人第12戦(7日、オーストリア・ヒンツェンバッハ=HS94メートル、K点85メートル)

 またまた更新10連勝! ジャンプ女子はオーストリアのヒンツェンバッハで個人第12戦(HS94メートル、K点85メートル)が行われ、高梨沙羅(19)=クラレ=が合計260・1点で今季11勝目を飾り、自己最多記録を更新中の連勝を10に伸ばした。

 1回目に最長不倒の98メートル、2回目は90メートルの他を寄せ付けない飛躍でW杯通算41勝。男子歴代2位の鳥人マッチ・ニッカネン(フィンランド)の46勝まで、あと5勝とした。

 連勝を大台に乗せた沙羅は、もう一つの偉大な記録を視界に捉えた。通算勝利数を男子歴代2位のニッカネンの46勝へあと5に迫る41まで伸ばした。自身が生まれる前に活躍していた名選手に近づき「そんな偉大な人と並べるチャンスがあるのは、自分のモチベーションになる」と鳥人超えへ気持ちを高ぶらせた。

 「自分の中でもベスト」と手応えを得た1回目。飛距離を伸ばし、それまでのジャンプ台記録だったダニエラ・イラシュコ(オーストリア)の96メートルを2メートル上回った。飛びすぎたせいか着地が不安定で飛型点が低かったことに「テレマークは入れたかったけど」と苦笑い。地元ファンや国際スキー連盟、各国チームのスタッフが大きな拍手で祝福と敬意を表した。

 女子では無敵。9連勝後、モチベーションを問われ「男子のレベルには達していない。W杯のテレビ中継を見て圧倒されている」と明かした。究極の目標は、男子と同じ条件で飛んでも対等に戦えることだというから驚きだ。個人総合2位イラシュコの“ホーム”で格の違いを見せつけ、総合Vへまた一歩近づいた。

 ◆マッチ・ニッカネン 1963年7月17日生まれのフィンランド人。52歳。80年代にW杯個人総合を4度制し、歴代2位の通算46勝。13年にシュリーレンツァウアー(オーストリア)に抜かれるまで、歴代最多勝利を誇った。五輪でも84年サラエボ、88年カルガリー大会で個人90メートル級(現在のラージヒル)を連覇するなど、4個の金メダルを獲得。

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