伊藤有希“人生初”板を左右逆にはき違えて3連覇

2017年3月18日21時25分  スポーツ報知
  • “しくじり”した、伊藤有希の1回目のジャンプ

 ◆ノルディックスキー伊藤杯大倉山ナイタージャンプ大会(18日、札幌・大倉山ジャンプ競技場)

 ノルディックスキーの伊藤杯大倉山ナイタージャンプ大会は18日、札幌・大倉山ジャンプ競技場(HS137メートル、K点123メートル)で行われ、女子は17年世界選手権個人ノーマルヒル銀メダルの伊藤有希(22)=土屋ホーム=が129メートル、136メートルの合計260・2点で3連覇を飾った。

 今季ラストジャンプとなる2本目。最長不倒136メートルで優勝を決めた伊藤は、信じられない“しくじり”を告白した。「1本目は、スキーの右と左を逆にはいちゃった。人生で初めてですね…」と苦笑いした。普段なら入念に確認するため、板の左右を間違えるのは極めて珍しい。気づいたのは空中姿勢の時。本来、V字に開きやすく作られているが、左右を逆にはいたために開きにくく、違和感を感じた。「着地も(バランスを崩して)危なかった」。それでも129メートルまで飛距離を伸ばせたのは、ジャンプが好調な証拠だ。

 今季最終戦は「来年に向けた試合。来年につながるジャンプができればという気持ちで臨んだ」と伊藤。快勝で締めくくり、18年平昌五輪イヤーへ弾みをつけた。今後は1か月程度休養し、5月から本格始動。夏場は、下半身の筋力強化などを重点的にこなす。「冬場は陸上でのトレーニングをほとんどしていない。(土屋ホームの)監督やコーチと話し合いながら、方針を決めたい。まだまだ成長過程なので、満足せずにやっていきたい」とうなずいた。

  • 楽天SocialNewsに投稿!
冬スポ
今日のスポーツ報知(東京版)
報知ブログ(最新更新分)一覧へ