本田真凜、平昌エースだ自己ベスト更新200点超え

2017年3月19日6時0分  スポーツ報知
  • 会見で笑顔を見せる本田(左端)
  • 本田真凜のフリーでの演技(共同)

 【台北(台湾)18日=高木恵】女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)2位の本田真凜(15)=関大中=は133・26点で日本人史上5人目&最年少での200点超えとなる合計201・61点で2位。日本人初の連覇は逃したが、日本歴代3位の高得点で平昌五輪のエースへ名乗りを上げた。ロシアのアリーナ・ザギトワ(14)が自身のジュニア記録を更新する208・60点で優勝した。

 両ひざを氷についたまま、真凜はガッツポーズとともに泣き崩れた。「目指していた順位じゃないからすごく悔しいけど、やれることは全て出し切った。演技についての悔いは全くない」。連覇こそ逃したが自己ベストを8・63点更新し、ジュニア歴代2位の200点超え。シニアとは演技時間の差など違いはあるが、日本歴代3位の高得点だ。

 冒頭の3回転ルッツを成功させると、今季フリーの鬼門だったフリップ―トウループの連続3回転を成功。「練習を通じても片手で数えるほどしかない」というノーミスの演技でジュニア最後の試合を締めた。「ロミオとジュリエット」の悲恋を情感たっぷりに表現。演技構成点はザギトワを上回った。

 妹の望結(12)と紗来(9)からの手紙を持参した。優勝した昨年大会もそうだった。「真凜は一番高い所しか似合わないよ」「自分を信じて頑張って」。同じフィギュアスケート選手として頑張る妹の激励は何よりの力になった。日本で生中継された大会に、浜田美栄コーチから「いいお姉ちゃんを見せてあげて」と送り出された。「望結は褒めてくれると思うけど、紗来は辛口だから。でも、お姉ちゃんらしいところは見せられた」と、はにかんだ。

 昨年12月のジュニアGPファイナルはインフルエンザに感染し、SP当日に棄権した。ホテルの部屋に一人こもり、涙を流した。今回はスケートができる喜びをかみしめながら滑った。シニアに転向する来季は平昌五輪がターゲットだ。「スケートを始めた頃の夢が五輪での金メダル。来季はそれを取っていくつもりで強気に行きたい。シーズンオフ中に覚醒したい」と口にした。

 五輪イヤーとなる来季のSPの曲を、この日の朝に決めた。曲名は明かさなかったが「楽しみな気持ちでいっぱい。今日も今回の曲より来季の曲ばかり聴いていた」というほどのお気に入りだ。帰国して休んだ後、振り付けを決めるため海外へ旅立つ。幼い頃から憧れた五輪こそ、真凜の勝負の舞台になる。

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