宮原が世界選手権欠場!平昌の3枠確保ピンチ

2017年3月21日5時0分  スポーツ報知
  • 宮原知子

 日本スケート連盟は20日、フィギュアスケート女子のエース・宮原知子(18)=関大=が左股関節の疲労骨折の影響で29日開幕の世界選手権(ヘルシンキ)を欠場すると発表した。世界選手権には来季の平昌五輪の国別出場枠がかかっており、日本女子は2006年トリノ五輪から続く最大の3枠確保へ厳しい状況に立たされた。宮原の代わりに本郷理華(20)=邦和スポーツランド=が繰り上がりで出場する。

 苦渋の決断だった。全日本選手権3連覇中で、GPファイナルも2季連続2位の日本のエース・宮原が、世界選手権の欠場を発表した。「徐々に練習量を増やし、調整してまいりましたが、痛みが継続するため棄権を決断致しました。来シーズンに向けて、今は治療に専念し、完全復帰ができるよう頑張っていきます」とコメントした。

 2月初めに左股関節の疲労骨折で全治4週間の診断を受けていた。同月の四大陸選手権と冬季アジア大会を欠場し、全力で世界選手権出場を目指してきた。3回転―3回転の連続ジャンプや、プログラムを通した練習を始めていたが、痛みはひかず。特に左足の爪先を氷につくトウループで激痛が走る状態。浜田美栄コーチ(57)は15日に世界ジュニアの会場で「このまま痛みがひかないようなら考えなければならない」と話していた。

 今回の世界選手権には平昌五輪の枠取りがかかる。上位2人の順位の合計が「13以内」であれば五輪の出場枠3を確保できるが、「14~28」だと2枠。2015年2位の実績を持つ宮原の不在は痛い。日本は厳しい戦いが予想され、02年ソルトレークシティー五輪以来の2枠陥落の危機を迎えた。

 世界選手権には、ともに初出場の四大陸選手権優勝の三原舞依(17)=神戸ポートアイランドク=と樋口新葉(16)=東京・日本橋女学館高=に加え、本郷が繰り上がり出場。ソチ五輪翌シーズン以降の日本女子で、GPファイナルと世界選手権で表彰台に立てているのは宮原だけ。3枠獲得は経験の少ない若手の奮起に託された。

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