トリノ五輪男子フィギュア金“皇帝”プルシェンコ、引退表明

2017年3月31日20時59分  スポーツ報知
  • プルシェンコ

 フィギュアスケートの2006年トリノ冬季五輪男子金メダリストで「皇帝」の愛称で親しまれてきたエフゲニー・プルシェンコ(34)が31日、引退を表明した。タス通信などが伝えた。

 15年4月に18年平昌五輪を目指すと表明していたが故障に苦しみ、昨年3月に頸椎ヘルニアの手術を受けていた。ロシアのムトコ副首相は「本物の偉大な選手で残念だが、スポーツとフィギュアスケートの発展に貢献し続けると期待している」と述べた。

 1999年NHK杯で、世界で初めて国際連盟公認大会で4回転トウループ―3回転トウループ―2回転ループのコンビネーションジャンプを成功。4―3回転ジャンプを武器に国際大会で活躍し、14年ソチ五輪男子シングル金メダリスト・羽生結弦(22)=ANA=の幼少期にも多大な影響を与えた。

 世界選手権は2001、2003、2004年で優勝。五輪は4大会連続で出場し、2002年ソルトレークシティー銀、トリノで初の金メダルに輝き、2010年バンクーバー銀、14年ソチ五輪は団体戦で金メダル獲得に貢献した。

 個人種目で4大会連続メダルを狙った14年ソチ五輪は腰の故障を理由にショートプログラムの演技直前に棄権。試合後は「ナイフで刺されたような痛み。フィギュア人生の終わりだ」などと発言し、現役引退を示唆していた。

 けがと闘ってきたフィギュア人生で、05年に鼠径ヘルニアの手術を受け、07年に03年夏の日本のアイスショーで損傷した半月板にメスを入れた。10年にも右アキレス腱にできたのう胞の除去手術を受け、12年に半月板の修正を施す手術を行っていた。

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