アイホ娘、ロシア来日不透明で強化試合消滅!?…五輪除外余波

2017年12月7日6時0分  スポーツ報知
  • 平昌五輪のアイスホッケー女子日本代表「スマイルジャパン」のメンバー(カメラ・相川 和寛)
  • 写真撮影で笑顔を見せるGK藤本那(右)

 ◆アイスホッケー女子 長野五輪・パラリンピック20周年記念事業兼国際壮行試合 日本―ロシア(24日、25日、長野・ビッグハット)

 日本アイスホッケー連盟は6日、2018年平昌五輪に出場する女子代表「スマイルジャパン」のメンバー23人を発表した。都内で会見した山中武司監督(46)は「ベストメンバーを選んだ。メダル獲得に挑みたい」と意気込んだが、ロシア選手団の平昌五輪除外を受け、思わぬ余波にさらされた。今月24、25日に強化試合で対戦するロシアの来日が微妙になった。同連盟の榛沢務専務理事は「ギリギリまで参加を呼びかけたい」と開催の道を探るが、先行きは不透明な状況だ。

 ロシア選手団の平昌五輪除外問題の余波を受け、スマイルが陰った。アイスホッケー女子日本の強化プランが、修正を強いられる危機に見舞われた。今月24日から2日間、世界ランク4位のロシアとの2連戦を予定していたが、来日が不透明になった。7日に出発する5か国対抗戦(フィンランド)にも、ロシアは参加予定だが、参戦は不明。日本連盟の榛沢専務理事も「悩める問題」と、頭を抱えた。

 五輪への手応えと課題を得るため、ロシア戦は本番の約2か月前に設定。五輪出場が消えれば、ロシア代表にとって強化試合の意義は薄れ、欠場の可能性もある。榛沢専務理事は「絶対に開催したい。今から違う対戦相手を探すのは厳しい。ギリギリまでロシア側にアタックしたい」と、根強く交渉を進める姿勢。一方、チケットは販売済みで、長野県(市)との地域事業でもあるため中止も不可能。「返事次第で別の方法を考えないといけない」と、代案の検討も始める。国内では主に海外選手と体格や速さが似ている男子高校生と練習試合を重ねてきたが、主将の大沢は「ロシアは個がうまいチーム。試合ができると信じている」と、開催を望んでいる。

 会見はメダル獲得に挑む23人が集まった。五輪最終予選で5得点のエース・久保や鉄壁の守備を誇るGK藤本那ら前回大会経験者を中心に、五輪未勝利の悔しさを晴らす。大沢は23人を代表し「世界との差は縮まっている。全てぶつけてきたい」と力を込めた。五輪では1次リーグで地元の韓国や格上のスウェーデン、スイス撃破に挑む。ロシアとの強化試合は欠かせない。

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