世界女王・小野塚、転倒&転倒で予選敗退の非常事態 頭と腰強打、病院で検査

2017年12月8日7時0分  スポーツ報知
  • 担架に乗せられて手当てを受ける小野塚(共同)
  • 12年3月以来の予選敗退に終わった(共同)

 ◆W杯スキー(6日、米コロラド州コッパーマウンテン)

 フリースタイルは米コロラド州コッパーマウンテンでハーフパイプ(HP)第2戦の予選が行われ、女子で3月の世界選手権覇者の小野塚彩那(石打丸山ク)は29・00点の全体30位で落選した。

 小野塚は2回の演技でともに転倒した。鈴木沙織(城北信用金庫)は64・66点で全体の12位、渡部由梨恵(白馬ク)は54・00点の17位で、ともに上位8人による決勝へ進めなかった。男子の米谷優(アークコミュニケーションズ)らは予選敗退。

 小野塚が平昌五輪シーズンの本格的な幕開けでつまずいた。HP予選の2回目、終盤の2回転で着地に失敗して頭と腰を強打。自力で歩いてコースの外に出たものの「何も覚えていない」と意識がはっきりしなかったため担架に乗り、現地の病院で検査を受けた。

 日本チームの津田健太朗コーチによると、軽い脳震とうで、大事には至ってないとみられる。ただ抜群の安定感を誇る世界女王が転倒を繰り返して、W杯では2012年3月以来の予選敗退を喫したのは非常事態だ。公式練習と2回の演技で、3度もパイプの同じ場所で転んだ。津田コーチは「(試合の)2回とも転倒はなかなかない。動きは悪くなかったが、着地体勢のつくり方が甘かった」と、首をかしげた。

 次は今月中旬のプロ大会への出場を予定していたが、津田コーチは「本人の体調や感覚を慎重に見極めてから」と、欠場も検討する姿勢だ。プランの再考を余儀なくされ、エースが早くも正念場を迎えた。

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