本田真凜7位…大逆転Vならずミス続き涙「目指していた演技ができなくて悔しい」

スポーツ報知
リンク上で涙ぐむ本田

◆フィギュアスケート全日本選手権第3日▽女子フリー(23日、武蔵野の森総合スポーツプラザ)

 悔しさのあまり、本田真凜(16)=関大高=の瞳に涙が浮かんだ。SP6位から五輪出場をかけ、大逆転Vに挑んだ勝負のフリー。「トゥーランドット」の優雅な音楽に乗せ、序盤の3回転ジャンプは次々決めたが、後半に集めた連続ジャンプでミスが続いた。「自分の目指していた演技ができなくて悔しいです」。涙がこぼれ落ちそうになるのを必死にこらえた。

 一緒に練習している同門の宮原が目の前で全日本4連覇を成し遂げ、「(取り組みに)何か間違いがあったんじゃないかなと思う。宮原さんや一緒に練習している人を見習って、頑張りたい」と気持ちを切り替えた。22年北京大会については明言しなかったが「気持ちの整理がついたらまた、スケートを頑張りたい」と真凜。初の五輪出場をかけた挑戦が幕を閉じた。

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