高木美帆、菜那が初の姉妹同時出場…スピードスケート平昌五輪代表16人が決定

スポーツ報知
姉・高木菜那(右)と妹・高木美帆

 スピードスケートの2018年平昌五輪代表選考会は30日、長野市エムウエーブで最終日が行われ、2大会ぶり2度目の出場を決めている高木美帆(23)=日体大助手=の姉・菜那(25)=日本電産サンキョー=が、女子5000メートルで2位に入り、2大会連続の五輪切符を獲得。スピードスケートで初の姉妹同時出場を決めた。大会終了後に選考委員会が行われ、女子は500メートル、1000メートルで2冠が確実視される小平奈緒(31)=相沢病院=ら8人、男子は500メートルで4大会連続出場の加藤条治(32)=博慈会=ら8人が選出された。

 閉会式では選手を代表して小平が決意を表明。「私たちは日本選手団に選ばれた誇りと自覚、スケートにかける熱い思いを集結し、チームジャパンとして一意専心、競技に挑戦してきます」と述べ、日本連盟の橋本聖子会長に「行って参ります」と頭を下げた。

 【男子】

 ▽500メートル 長谷川翼(23=日本電産サンキョー、初出場)、山中大地(27=電算、2大会連続2度目)、加藤条治(32=博慈会、4大会連続4度目)

 ▽1000メートル 小田卓朗(25=開発計画研究所、初出場)、長谷川、山中

 ▽1500メートル ウイリアムソン師円(22=日本電産サンキョー、2大会連続2度目)、中村奨太(24=ロジネットジャパン)、小田

 ▽5000メートル 土屋良輔(24=メモリード、初出場)、一戸誠太郎(21=信州大、初出場)

 ▽チームパシュート(団体追い抜き) 中村、ウイリアムソン、土屋、一戸

 ▽マススタート ウイリアムソン、中村、土屋(控え)

 【女子】

 ▽500メートル 小平奈緒(31=相沢病院、3大会連続3度目)、郷亜里砂(30=イヨテツク、初出場)、神谷衣理那(24=高堂建設、初出場)

 ▽1000メートル 高木美帆(23=日体大助手、2大会ぶり2度目)、小平、郷

 ▽1500メートル 菊池彩花(30=富士急、2大会連続2度目)、小平、高木美

 ▽3000メートル 佐藤綾乃(21=高崎健康福祉大、初出場)、高木美、菊池

 ▽5000メートル 押切美沙紀(25=富士急、2大会連続2度目)、高木菜那(25=日本電産サンキョー、2大会連続2度目)

 ▽チームパシュート(団体追い抜き)高木美、高木菜、菊池、佐藤

 ▽マススタート 佐藤、高木菜、高木美(控え)

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