浅田真央さんが語った「キム・ヨナ」 東山紀之の質問に「ライバル」「スケート観」明かす
スポーツ報知
フィギュアスケートの元世界選手権女王、浅田真央さん(27)が6日に放送されたTBS系「バース・デイ 1時間スペシャル」(土曜・後4時30分)に出演し、「ライバル」やスケート観について語った。
真央さんは番組MCの東山紀之(51)からキム・ヨナの存在について聞かれて「大きかったです。15歳のころからライバルで注目してもらっていた。その時は『負けたくない』と思っていましたけれど、20代くらいになってからは、キム・ヨナ選手がいたから自分もがんばろうと思って」と話した。
そして言葉を選びながら「でも今は彼女は滑っていないので残念だなというのはあります。私たち(は共に)5歳からスケートを始めて、スケートとともに成長してきたので、自分ができるところまではできたらいいなと思っていたけれど、みんなそれぞれ道、考え方が違うと思うので。一緒に戦ってきた仲間ではあると思うので、また機会があれば…」と口にした。
また一番のライバルについては「姉(舞さん)とライバルでずっとやってきたので、お姉ちゃんにずっと勝ちたい勝ちたいと思っていた。一番のライバルだったのかも知れない」と振り返った。
東山からは「結局、ライバルって自分の中にいる弱い自分じゃないですか」と聞かれると、真央さんは同意。「本当にそうです。あの舞台の中に一人しかいないですし、誰も助けてくれないし、どれだけ集中して整えて演技するかだと思っています」とした。
さらに演技中に他選手について考える余裕があるか問われると「考えられないです。自分が楽しんで滑っていないとそれがお客さんに伝わらない。自分も楽しんだり自分が表現したいことを思うと、見ている方にも伝わるのかなと思っている」と自身のスケート観を語っていた。