平昌冬季五輪、公式記念コイン発表 金貨は54万円

スポーツ報知
平昌五輪公式記念コインの金貨を持つバンクーバー五輪銅メダリストの高橋大輔さん

 平昌冬季五輪(2月9日開幕)の公式記念コイン発表会が17日、都内で行われ、バンクーバー五輪銅メダリストの高橋大輔さん(31)に平昌大会組織委マーケティング局長のオム・チャンワン氏から記念コインが贈呈された。

 韓国の旧暦正月の伝統行事、ジュウィブルノリの様子を描いた金貨を手にした高橋さんは「熱い思いのこもったコインを発表前に頂けて光栄です。(日本代表の選手団は)コインのように輝く功績を残してくれると思います」と話した。また男子フィギュアスケートの羽生結弦(23)と宇野昌麿(20)がダブルでメダルを獲得することに期待。「男子でメダル2つは今まで考えられなかったけど是非やって欲しい。女子にもチャンスはあると思う」と激励した。

 コインは、1988年のソウル大会から五輪からの記念コインの販売を行っている泰星コイン(東京都豊島区)が金融機関などを通じて1月22日から国内予約販売を開始する。ジュウィブルノリ金貨(54万円)=限定500枚、スケート金貨(28万800円)=限定650枚、銀貨4種セット(4万9680円)=限定1200セット、スキージャンプ金貨(28万800円)=限定1200枚(いずれも税込み)。

 発表会に出席した日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恆和会長(70)は「五輪ムーブメントに拍車がかかると思う」とメダル販売を歓迎した。

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