ショートトラック代表“爆音練習”でアウェー対策

スポーツ報知

 平昌五輪に出場するスピードスケート・ショートトラックの男女代表が18日、長野・帝産アイススケートトレーニングセンターで練習を公開。本番で場内の雰囲気にのみ込まれないよう、練習中に爆音を流す“五輪対策”で、メダル獲得に向け精神面を鍛え上げる。

 開催地の韓国ではショートトラックが大人気。会場は満員が予想され、熱狂的なファンが作り出す異様な雰囲気への対応力も問われる。特にメダル有力の男女リレーでは、タッチのタイミングなど繊細な動きが重要。地元の大歓声を受けてもブレないメンタルが必要不可欠だ。

 ジョナサン・ギルメット・ヘッドコーチは「(五輪で)いつも通りできるように」と、練習中に14年ソチ五輪時の会場音を大音量で流して予行演習を毎回実施。選手も五輪の感覚を体に染みこませ、戦う準備が整いつつある。男子のエース・坂爪亮介(27)=タカショー=は「自分たちのレースができれば(メダルも)いける」と力を込めた。(小林 玲花)

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