小平奈緒、“恥ずかしがり屋の奈緒ちゃん”が大役・主将就任で「大きな花を咲かせたい」

スポーツ報知
結団式で決意表明する主将の小平(右は旗手代行・高梨=カメラ・酒井 悠一)

 平昌冬季五輪に出場する日本選手団の結団式が24日、東京・大田区総合体育館で開かれた。スピードスケート女子短距離で金メダル最有力の小平奈緒(31)=相沢病院=ら選手、役員95人が出席した。

 小平は主将としての「覚悟」も示した。女子では06年トリノ五輪の岡崎朋美以来となる日本選手団の主将就任。3姉妹の末っ子で、子どもの頃は「恥ずかしがり屋の奈緒ちゃん」と言われるほど人前に出るのは苦手。打診を受けた際は「正直ふさわしくないと思った」と明かしたが「いろんな経験をして覚悟をすることで勇気が生まれる」と大役の受諾を決めたという。

 結団式では選手を代表し「冬季競技の活躍が東京五輪での飛躍につながるよう『平昌から東京へ』。世界へ勇気と感動を届け、未来への希望となれるようチームジャパン一丸となり精進することを誓います」とあいさつ。子どもたちの声援や好きな歌手でもあるAIの生歌に「ちょっと早いですけど涙を流してしまいました」と感激した。

 日本選手団のテーマを百花繚乱(りょうらん)と掲げた。「それぞれの競技で皆さんが花を咲かせることができるといい。その一員として、私なりの大きな花を咲かせたい」と決意。競技への負担を考慮され開会式は欠席の方向だが、結果で日本代表を引っ張る。

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