小平奈緒、風の影響意識しない「実力通りの滑りはできている」

スポーツ報知
順調な仕上がりの小平奈緒

 スピードスケート女子500メートルで金メダル本命の小平奈緒(31)=相沢病院=が7日、低地リンクでの“世界記録”をたたき出した。平昌五輪会場の江陵オーバルで行われたタイムトライアル。非公認ながら37秒05の好タイムと圧倒的なスピードを見せた。調整段階で低地での自己ベストを上回る順調な仕上がり。12日の初戦(1500メートル)へ向け、弾みをつけた。

 ◆奈緒に聞く

 ―低地の自己ベスト相当。

 「練習で出していたラップ(タイム)から計算すると妥当。裏を返せば、今の疲れ具合で実力通りの滑りはできているのかなと」

 ―風の影響は感じたか?

 「全然そういう意識はなくて、風が吹いていても、いなかったとしても周りと同じ条件。その中で自分がいい滑りをすることが一番なので、あまり環境に対しては意識しない」

 ―本番は3種目に出場する。ピークの合わせ方は。

 「500メートルに向けて上げていく意識。1500メートルは経験が少ないので良くても悪くてもいい経験になる。3種目合わせて、帯でピークを合わせていきたい」

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