米に新星17歳ジェラード、スロープスタイル「金」…ビッグエアとの2冠も

スポーツ報知

◆平昌五輪第3日(11日)

 男子のスロープスタイル決勝は予定通り行われ、17歳のレドモンド・ジェラード(米国)が3回目に87・16点をマークして初優勝した。マックス・パロット(カナダ)が86・00点で銀メダル、マーク・マクモリス(カナダ)が85・20点でソチ五輪に続いて銅メダルを獲得した。

 スノーボードで世界をリードする米国にまた新星が誕生した。決勝で一番若い2000年生まれのジェラードは、3回目の演技で板を突き出しながらつかむなど独自性をアピール。後半のジャンプでは難度を抑えて縦2回転、横4回転の「ダブルコーク1440」などを確実に決め、得点を伸ばした。2歳からライディングを磨き、ビッグエアとの2冠の期待も懸かる17歳は「家族に早く会いたい。(金メダルに)何と言ってくれるのか楽しみ」とひとまず余韻に浸った。

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