高木美帆の銀、地元・北海道で平均16・6%を記録 関東では13・0%

スポーツ報知
銀メダルを獲得し、観客に笑顔を見せる高木美帆(カメラ・酒井 悠一)

 平昌五輪スピードスケート女子1500メートルで高木美帆(23)=日体大助手=が1分54秒55で銀メダルを獲得した12日のテレビ東京系生放送(後9時半)の平均視聴率は関東地区で13・0%だったことが13日、分かった。

 高木の故郷・北海道ではテレビ北海道で放送され、札幌地区の平均視聴率は16・6%をマークした。

 金メダルまで0秒20差の僅差だった。10日の3000メートルは5位だったが、今季W杯4戦4勝の得意種目で、1992年アルベールビル大会の橋本聖子の銅以来の表彰台に立った。女子の個人種目でのメダルは98年長野五輪500メートルの岡崎朋美の銅以来で、銀メダルは史上初の快挙。小平奈緒(31)=相沢病院=は6位、菊池彩花(30)=富士急=は16位だった。イレイン・ブスト(オランダ)が優勝した。

 金メダルまで0秒20届かなかった。距離にして2・6メートル。高木美は両手でガッツポーズ。日本女子初の銀メダルに喜びを爆発させたが、「ゴールして流している間にたくさんの声援をいただいて、1位との差を実感した。コンマ3秒速かったら違う景色が見れたのかな」。デビット・コーチと抱き合うと、うれしさも交じった悔し涙があふれていた。(数字はビデオリサーチ調べ)

 ◆高木 美帆(たかぎ・みほ)

 ▽生まれとサイズ 1994年5月22日。北海道・幕別町。札内中から帯広南商、日体大を経て17年から日体大助手。164センチ。

 ▽家族 父・愛徳さん(60)、母・美佐子さん(55)、兄・大輔さん(27)と今大会に出場する姉の菜那(25)。

 ▽名前の由来 父が女優の中山美穂のファンだったことから。

 ▽好物 チョコレート、コロッケ。「最近、ホクホクの男爵コロッケとか、カボチャコロッケを食べたいなと思って我慢してます」

 ▽好きな芸能人 「三代目J Soul Brothers」の今市隆二。

 ▽趣味 ジグソーパズル。

 ▽サッカー少女 中学2年時の08年、日本サッカー協会が将来のなでしこジャパンとして期待する「ナショナルトレセン女子U―15」に選抜された。

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