渡部暁斗、ジャンプ3位に「悪くない位置につけられた」

スポーツ報知
105・5メートルだった渡部暁斗のジャンプ

 ◆平昌五輪第6日 ノルディック複合個人ノーマルヒル前半・ジャンプ(14日、アルペンシア・ジャンプセンター HS=109メートル、K点=98メートル)

 日本のエースでソチ五輪で銀メダルを獲得した渡部暁斗(29)=北野建設=は48番目に飛び、105・5メートルで123・7点となり、前半を3位で折り返し。弟の渡部善斗(26)=北野建設=は104・0メートルを飛び、114・3点で8位、永井秀昭(34)=岐阜日野自動車=は101・0メートルを飛び、104・2点で14位、山元豪(23)=ダイチ=は97・5メートルを飛び、104・0点で15位だった。

 渡部暁斗「僕がゲートに入るときに少し風が吹いてきてるように見えたので、良かった。ジャンプの内容は納得できるものじゃなかった。(ガッツポーズは)こういう気まぐれな風の吹くコンディションの中で、いいジャンプして、悪くない位置につけられただろうなと。後半に向けて気持ちを高めたじゃないですけど。(後半の距離は)かなり前後がつまっている。簡単に勝てるようなレースじゃない。ベストを尽くして金メダルを取れるように、どういうレース展開になっても臨機応変に戦いたい」

 渡部善斗「トップの選手がけっこう飛んだのを見ていたので力が入っていたが、内容は悪くなかった。いい位置につけられと思うので、ここからですね。詰まって難しいレースにはなると思うが、集団でうまく滑って上を狙いたい」

 永井秀昭「ここにきて、今できる自分のジャンプを出すことができた。前回よりも、今日は冷静でいられたので。緊張はしたけど、コントロールできるくらいだった。毎試合、全力で走るようにしている。そこは変わらずにいたい」

 山元豪「前の選手がヒルサイズを超えたので、そのいい風に乗りたかったがうまくいかなかった。悪い内容ではない。(初の五輪だが)W杯と雰囲気は変わらない。楽しいですね。選手村では色んな種目の人と会えて、会場ではいろんな人が応援してくれるので」

スポーツ

×