ジャンプ女子・伊藤、メダル逃し「申し訳ない」勢藤は4年後に意気込み「まずはW杯で表彰台」

スポーツ報知
平昌から帰国した伊藤有希(右)と勢藤優花

 平昌五輪ジャンプ女子ノーマルヒルで9位に入った伊藤有希(23)=土屋ホーム=、同17位の勢藤優花(20)=北海道ハイテクAC=が14日、韓国から羽田経由で新千歳空港に帰道した。

 前回14年ソチ五輪の7位入賞より順位を落とした伊藤は「自分のメダルよりも周りの人に喜んでもらいたかった。実力が足りず、申し訳ない気持ち」と悔しさをにじませた。約3週間ぶりの帰道とあり「ゆっくり温泉に入って魚を食べたい。五輪が終わったばかり。今は目の前の一戦一戦に集中したい」と伊藤。地元・北海道で英気を養い、今月末の札幌2連戦(24日・TVh杯、25日・HBC杯、ともに大倉山)に向け調整を進める。

 初出場だった勢藤は「悔しいが4年後はメダルを取ろうという気持ちが強くなった。まずは残りのW杯で表彰台を目指したい」と話した。2人は今後、札幌市内で調整を進め、来月3日に開幕するW杯ラスノフ大会(ルーマニア)に向け再び渡欧する。(宮崎 亮太)

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