SP2位ハビエル・フェルナンデス「この順位はうれしい」「今回が最後の五輪になると思う」

スポーツ報知
男子SPで演技をするハビエル・フェルナンデス

◆平昌五輪第8日 フィギュアスケート男子SP(16日、江陵アイスアリーナ)

 元世界王者のフェルナンデスが2位につけ、羽生、宇野の間に割って入った。冒頭の4回転―3回転の連続ジャンプを含め、2本の4回転を成功。チャップリン映画の曲に乗せたコミカルな振り付けに、ステップやスピンでも最高のレベル4を獲得し、観客をぐいぐい引き込んだ。「できることは全てやった。この順位はうれしい」とうなずいた。

 スペインでただ一人といえる世界的フィギュアスケーター。母国での競技普及が「大きなモチベーション」と使命を胸に銀盤を舞う。数年来のライバル関係にある羽生とはコーチも練習拠点も同じで「何とか追い付きたい」と闘志を燃やす。フリーに向け「今回が最後の五輪になると思う。(ミスのない)クリーンな演技をすることが最も大事になる」と意気込んだ。

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