小野塚、2大会連続のメダルへ5位通過

スポーツ報知
5位で通過し、笑顔を見せる小野塚

◆平昌五輪第11日 ▽フリースタイルスキー女子ハーフパイプ(19日、フェニックス・スノーパーク)

 女子ハーフパイプ(HP)予選で、17年世界選手権女王の小野塚彩那(29)=石打丸山ク=が84・80点の5位で上位12人による決勝(20日)に進んだ。銅メダルだった14年ソチ五輪に続く2大会連続表彰台に向け、決勝では構成の難度を上げ、エアの高さや(板をつかむ)グラブ精度でも得点上積みを狙う。ノルディック複合代表・渡部暁斗(29)=北野建設=の妻・由梨恵(29)=白馬ク=は落選した。

 世界女王の“余裕”を感じさせた。エアの回転数を最大2回転まで落とした演技構成に「5、6位で通過できたら良いと思っていた。予定通り」。首位通過のシャープ(カナダ)まで8・60点と射程圏で「決勝は海外(の選手)にどれだけ食らいついていけるか」と見据えた。

 「もう一段ギアは上げられる」と日本代表の津田健太朗コーチ(34)。小野塚は「やってきたことを出し切れればいいなと思っている」と話した。

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