カー娘、英国戦「もぐもぐタイム」はリンゴ 第5エンド終えて3―3

スポーツ報知
第5エンド終了後、栄養を補給する日本の選手たち

◆平昌五輪第12日 カーリング女子1次リーグ 日本―英国(20日、江陵カーリングセンター)

 女子日本代表「LS北見」は1次リーグの第8戦で世界ランク4位の英国と対戦した。3―3で終了した第5エンド(E)後の約7分間の休憩時間、通称「もぐもぐタイム」はリンゴを食べて、後半の作戦を練った。日本が勝ち、同時間帯で試合をしている米国、カナダのどちらかが敗れれば、同種目で日本勢初の4強進出が決まる。

 第1エンド(E)は互いに1投ずつを残してハウス内に7つの石が集まる状態に。日本のスキップ藤沢五月は手前にガードを置くことを選択し、不利な先攻で1失点に抑える。後攻の第2Eは英国のスキップが2投とも本来の狙いとはずれ、日本が複数得点のチャンス。最終投で英国のNO1をきっちりテイクアウトし、3点を取った。第3Eの日本の最終投はスキップ藤沢五月が速いショットで英国のNO1の位置にあったストーンをはじきだし、NO2も外へずらすことに成功。後攻の英国に1点のみを取らせた。

 第4Eで日本の最終投を前に、NO1、2の英国ストーンのどちらに当てるかを相談。「そだね~」と結論出したが、後攻で失点(スチール)され3―3となった。第5Eは英国がNO1、2ストーンを確保しスキップへ。ガードを置いた英国に対し、日本はヒットアンドロールでNO1をはじく。英国は最終投で日本のストーン2つをはじき出す。日本は最後の1投で英国のストーンを外へはじき、自らの石も外へ出し互いに0点で終わる「ブランクエンド」とした。

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