渡部暁斗、前半ジャンプ首位も4~6位にドイツ勢「かなり厳しい戦いになると思う」

スポーツ報知
渡部暁斗の前半飛躍

◆平昌五輪第12日 ▽複合個人ラージヒル決勝(20日)

 複合個人ラージヒル決勝で、渡部暁斗(29)=北野建設=が前半の飛躍に臨み、134メートルを飛んでトップに立った。

 複合ノーマルヒルで金メダルのエリック・フレンツェル(ドイツ)は24秒差の4位。31秒差の5位にヨハネス・ルゼック、34秒差の6位にファビアン・リースレとドイツ勢が続いた。

 後半の距離は午後9時45分にスタートする。

 渡部暁斗の話「風もコロコロ変わっている中でいいジャンプができた。飛距離よりも内容に満足している。ノーマルヒルのときと同じように、前のノルウェーの選手が手前に落ちたりしていた。また流れが悪いけど、ノーマルのときも大丈夫だったから大丈夫だろうと思って、信じて飛んだ。(距離でのドイツ勢とのタイム差について)これは正直厳しいですね。かなり厳しい戦いになると思う。彼らは同じチームですし、しっかり共闘してガンガン追い上げてくると思うので、簡単に逃げ切れるとは思わないが、可能な限り全力を尽くして、追いつかれるまでは逃げたい。万が一追いつかれたら、そっからまた考える。ノーマルのときよりも積極的にレースしたい」

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