小林陵侑、即国内戦「２連勝します！」…平昌から帰国

　平昌五輪に出場したジャンプ男子代表の葛西紀明（４５）、小林陵侑（２１）＝ともに土屋ホーム＝、伊東大貴（３２）、小林潤志郎（２６）＝ともに雪印メグミルク＝が２０日に帰道。初出場、チーム最年少ながら日本を引っ張った小林陵が、Ｗ杯への踏み台となる「国内２連勝」を宣言した。

　孤軍奮闘だった。ノーマルヒル７位、ラージヒル１０位で、ともに日本勢最高。団体戦でもアンカーを任され、２回ともチームトップの飛距離を出してエース級の働きを見せた。「（調子の）ピークがたまたま合って、色々な状況もかみ合って、良いジャンプが出た」。メダルに届かなかったが、自信が手土産となった。

　つかの間の休日を挟んで２４日のＴＶｈ杯、２５日のＨＢＣ杯（ともに札幌・大倉山）に出場する。４５歳の葛西から「２連勝するな？」とプレッシャーをかけられると「２連勝します！」と即答。急上昇中の２１歳がさらに弾みをつけ、３月３日再開のＷ杯（フィンランド）から再び世界に殴り込む。