【平昌裏話】やっぱり英語は大事

スポーツ報知

 プレスセンター併設の売店は、パスタやピザなど軽食が500円ほどで買える。日付をまたぐ極寒の雪山取材にはありがたい夜食なのだが、こんな会話が…。欧州系の記者が「ミートパスタ1つ。ミートソース抜きで」。ベジタリアンだろうか。ただ、売店のボランティアは思いきり困惑。カレーライスのルウ抜きみたいな話なので、予想外すぎて英語が伝わらなかったようだ。

 今大会、英語の意思疎通ができず、いら立つ人を頻繁に見る。荷物検査で食べ物を没収され「ウイルス」と連呼され怒る人も。多分「ノロウイルスがはやっているから警戒が厳しいのです」と伝えたかったはずなのだが…。2年後は東京五輪。“他山の石”としたいところだ。

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