日本、複合団体は4位 24年ぶりの表彰台ならず

スポーツ報知

◆平昌五輪第14日 ▽複合団体(22日、アルペンシア・ジャンプセンター)

 団体ラージヒル決勝が行われ、永井秀昭(34)=岐阜日野自動車=、山元豪(23)=ダイチ=、渡部善斗(26)、渡部暁斗(29)=ともに北野建設=の日本は4位。同種目で94年リレハンメル大会金メダル以来、24年ぶりの表彰台を逃した。

 前半飛躍を終えた時点で日本は1位オーストリアに19秒差の3位につけたが、第1走者の渡部善が1つ順位を落とすと、そこから順位を上げることができず。第2走者の永井が粘りの走りをみせたが、続く山元がノルウェー、オーストリアとの争いから脱落。1分近い差をつけられた。アンカー・渡部暁も差を詰められなかった。

 「飛躍で(ライバルを)できるだけ離して首位に立ちたい」と話していた正木啓三監督のプラン通りにはならず、前半飛躍ではメダル圏内につけるのがやっと。後半の距離にかけたが、リレハンメル以来6大会ぶりのメダルには届かなかった。

 優勝は前半2位から距離で逆転、独走したドイツ(フレンツェル、ガイガー、リースレ、ルゼック)。2位はノルウェー、3位はオーストリアが入った。

 ◆平昌五輪のノルディック複合団体 1チーム4人で争う。前半飛躍は4人の得点を合計し、点差によってチームごとの後半距離(20キロ)のスタート時間を算出。距離は1人5キロずつを4人でリレーし、ゴール順に順位が決まる。

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